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ファッションショー


まず最初に、「ファッションショー」 という名称についてだが、この洒落た名前は単なるイメージで付けられたわけではない。かつてここのショッピングモールの中央広場では実際にファッションショーがしばしば行われていた上、現在も過去の伝統を引き継ぎ、新設された The Great Hall と呼ばれる屋内広場で頻繁に 「ファッションショー風のアトラクション」 が行なわれている。そういう意味では、このユニークな名称もまったく実態からかけ離れているわけではない。

このファッションショーモールは、「百貨店が数店入居し、その百貨店と百貨店の間の通路を一般小売店が埋めつくす」 という構造上の観点から言えば、全米各地で見られるショッピングモールとなんら違いはないが、規模が非常に大きいことと、場所が世界に冠たるストリップ大通りのホテル街にあるという部分において、コンセプト的には一般のモールとはかなり趣を異にしている。ひとことで言ってしまえば、「観光客およびハイエンドの客層をターゲットにしたショッピングモール」 といってよいだろう。


ファッションデザイナーやアパレル・メーカーが、ウェアやアクセサリーの新作発表のために行なうショー。照明や舞台美術に凝ったステージショーや、コンパクトなスペースで行なうフロアショーなどがある。
パリ・コレではファッションデザイナーが開催するオートクチュール(高級注文服)、プレタポルテ(高級既製服)などのファッションショーが開かれる。
その他、水着や和服などのショーもある。


このファッションショーは、障がいのある人たち47人がモデルになり、 芸能人や文化人などの著名な方々と一緒にステージを歩くもので、プロのヘアメイクさんやスタイリストさん、ショーのプロデュースの方々がボランティアでご協力してくださる、本格的なファッションショーです。ご協力いただいたのは、つんく♂さん、黒谷友里さん、辻希美さん、松野明美さん、森理世さんなど各界でご活躍の皆さま、またサプライズとして鳩山首相夫妻の飛び入り参加もあり、約700名の観客が見守る中、熱気に満ちたショーは大成功をおさめました。
このファッションショーは、勇気の翼インクルージョン2015がNPO法人設立認証後はじめての大きなイベントであるとともに、社会的にも障がいのある人たちがファッションショーの主役となるはじめての試みです。ショーに関わる全員が、少しの不安と大きな期待を感じながら準備をしてきました。
ファッションショー本番、著名人の方々とペアになったモデルたちは、それぞれが思い思いのポーズや音楽演奏などのパフォーマンスでせいいっぱい自分を表現し、多いに観客をわかせます。そんな自由な彼らに、時には戸惑いや驚きを感じつつも、笑顔で、心から楽しそうに彼らと一緒に舞台を歩く著名人の方々の姿も印象的でした。17時から18時まで 約1時間のショーはあっという間に過ぎ、最後は湯川れい子さん作詞、つんく♂さん作曲の「笑顔がいっぱい」の参加者全員による大合唱で閉会しました。


服飾は立体的であり、光の加減や着る者のプロポーション、あるいは着て動いた場合に見え方が異なるため、陳列棚に並べるよりはマネキン人形に着せた方が、さらに、マネキン人形に着せるよりは人のモデルに着せた方が、顧客にとって自分が着た場合をよりイメージし易い。そのため、ターゲット顧客層を集めて、売り手側が売りたい服を着せたモデルを次々提示するファッションショーが開かれる。
ファッションショーでは、予め選ばれたモデルが売り手側が用意した服を着て、観客席に挟まれた細長い舞台(キャットウォークまたはランウェイと呼ばれる)を音楽に合わせて歩いたりポージングしたりして服を表現する。
ファッションショーは、エンゲル係数が小さく、可処分所得が多い上流階級に向けて行われていたためオートクチュールから始まるが、戦後は先進国において新たに生まれた富裕層に向けてプレタポルテのファッションショーも開かれるようになった。
その後、先進国において増大した中産階級に向けて服飾市場が拡大するが、その需要には大量生産により供給されるため、ファッションショーは卸売や小売業者に対する「新作発表会」などの形で行われ、末端の消費者には、ファッション雑誌においてファッションモデルに、あるいは、テレビ・映画などにおいて俳優やタレントに、売り手側が売りたい服を着せて提示する手法が主流になった。一方、オートクチュールやプレタポルテのファッションショーは、中産階級にとっては実際に購買する対象ではなく、すなわちそれらの売り手側にとっては顧客ではないこともあって、ファッションデザイナー及びファッションブランドの(芸術)作品発表の場、あるいは、中産階級の服の流行の発信源などと見られるようになる。